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主婦はイデコをどんなふうに活用すればいいの?

主婦もイデコに加入できますが

2017年の法改正で、専業主婦もイデコに加入できるようになりました。働いていなくても、加入期間に応じて退職所得控除が適用されるので、もし20年間加入していれば、800万円までは非課税で一時金を受け取ることができます。しかし、所得税を払っていない人は要注意です。イデコの所得控除は、小規模企業共済等掛金控除なので、加入者本人の掛金にしか適用されません。生計をともにする配偶者の国民年金保険料を支払った場合に、全額が所得控除される社会保険料控除とは違い、実際に掛金を出しているのは夫でも、夫の税金が安くなるわけではないのです。したがって、加入者本人が税金を払っていなければ、節税のメリットは受けられません。

パート収入がある場合のシミュレーション

次に主婦のパート年収が120万円だった場合を考えてみましょう。年収から給与所得控除65万円と基礎控除38万円を引くと、課税所得は17万円です。所得税率5%と住民税率10%を掛けると、税金は2万5500円となります。この場合、イデコの掛金が月額1万5000円なら、年間の節税額は2万7000円です。つまり、税金がゼロになるので、イデコ加入のメリットは大きいといえます。掛金がそこまで出せないなら、イデコは60歳まで引き出せないことを考えると、積立NISAのほうがおすすめです。また、老後のお金のことを考えたら、主婦の収入を増やすことは、強力な一手になります。イデコの掛金が出せるまで、パート収入を増やすという選択肢もあるのです。

イデコが資産運用の初心者から親しまれているのは、長期間にわたって一定の金額を支払う「長期積立」が基本となっているからです。